泣きたい夜に泣いてしまった話

何をしているんだろう。 そう思って、私は私を傷付けていることに気が付き、息を吐けなくなった。 泣いてしまいたいと思った。 愛が消え、寂しく、苦しく、私は少しづつ小さくなっていった。 私は人前でしか強くなれない。 けれど、強い私が好きだから、私は…

愛が消えてから

愛がこぼれ落ち、灰となって5ヶ月。 その間に書いていたもの。 〈3ヶ月、ご飯を炊けていないはなし〉2023/06 2ヶ月ぶりに帰省した。 祖父の一回忌だった。 父の日に被っていたので、ポロシャツを買ってみた。 ついでに伊東屋で偶然目に入った素敵なカードに…

三度の飯より〇〇(ほにゃらら)

正直、私は食欲の波の谷にいない限り毎日三食食べたいし、月一の回らないお鮨も甘いチョコレートも、友人とつつく鍋もカフェの煌びやかなデザートも欠かせないし、夜に飲むココアの安心感と、珈琲の目覚めに紅茶の一歩進んだ日常に、羊羹と玉露の濃い味わい…